Profile プロフィール

渋谷 健

技術部 部長 兼 取締役工場長

同業界一筋で経験を積み、最初はアルバイトとして当社に入社。社長の生田とともに、当社における組織改革の激動期を乗り越え現在に至る。

澤田 響

営業部 部長

同業界にて製造職から営業職へと移りながら経験を積む。社長の生田とともに、当社における組織改革の激動期を乗り越え現在に至る。

それぞれから見た会社の姿

渋谷:うちの会社はいい意味でちょっとユルいんですよね。
ISOという国際規格の審査を通っているので、やることは決まっているんですがそんなガチガチにはしていない。やることの基本はきっちりしつつも、やれる範囲の中で自由に動けるので、働きやすい環境だと思います。

澤田:うちは、手前味噌ですけどモノはいいので。
営業する立場としても、自信をもって、大丈夫です、うちはいいもの作りますよって言えるんです。
この会社に来て一番良かったのはそこですね。
まあ言い方が悪いと、品質管理や工場のやつらがうるさいからすごいいいものができるんです!って言い方になるかもしれないけど。(笑)

渋谷:(笑)

澤田:安心してお勧めできる、営業しやすいというのは、いい会社だと思いますね。

渋谷:製造としても、ちゃんと理解してくれているなと。
お客さんのところに同行しても、ちゃんといいもの作ってますよ、工場もきれいですよとかって言ってくれるので。

澤田:そう、うち、工場きれいなんですよ!
そういうところが自慢になるんですよね。
いいものを作るだけじゃなくて、いい環境も作る。お客さんを連れてきたときに、そういうところが営業になるってわかっててやってくれてるから。
すごく、安心して連れてこれる。

渋谷:工場は昔からきれいにしてますよね。

澤田:いや、ここ(渋谷部長)の性格が大きいですよ。(笑)

渋谷:確かに、僕の性格も大きい。(笑)
僕が入ったときはもうちょっと汚かったんですよね。それを一作業・一片付けに変えていったので。ピッカピカというわけじゃないですけど、20年以上経っててこのクオリティは良いほうだと思う。
うちは工場に床暖も入ってるんです。
僕が入ったころから、うちには作業員ファーストに考えてくれる文化がありますね。

アイディアで進化するインターンシップ

渋谷:インターンシップではうちの製品のミニチュア版を作ってもらいます。
楽しいというのもあるんですが、主旨としては、短い時間で教えてもらった情報をいかに再現できるのかが重要ですよと、最初に伝えています。 どこの会社も同じですよね。上司や先輩から教えてもらったことをいかに頭に入れて実践できるか。そういうことを、楽しくできるかどうか。
作ってちゃんと動かなくてもいいので、時間内でチャレンジしてもらっています。完成したらもちろん嬉しいですし。

澤田:インターンシップには、営業部は全く関わっていないんですけど。(笑)
他の会社の話を聞くと、工場の雑用をちょっと手伝わせるくらいだと聞くのでそこで行くと、うちはすごいなって。そこまでする?っていう感じですよね。
でも楽しかったって、学べてよかったって言ってもらえるんだったら、すごいなって、それしか言えない。(笑)

渋谷:うちも昔は、工場の雑務を淡々とやらせて終了だった。
それはもうずっと嫌だったので、もっとゲーム感覚で楽しくできるものはないかなと思っていて、会社の転換期にインターンシップの内容も変えました。
色々決められるのは管理職の楽しさですね。
今まで溜めてきたアイディアを実現できるところはあるので。
こちらから命令するのではなくて周りを巻き込んで一緒にやっていこう!っていう。
そういう上司がいいなとずっと思っていたので、それが実践できるのはいいですね。楽しいです。
責任がかかってきて楽しくないことも多いですけど。(笑)

個人に合わせた研修制度

澤田:僕は前の会社までは、ずっと組み立てとか製造の方にいました。
営業職の場合、自社の製品をアピールしないといけない。
製品がわからないと説明できない、お客さんに聞かれた時に答えられないようでは会社の顔として行けないので。

工場に行って製造の現場や盤を見なさいというのは、営業部全員に言っています。
自分の見積もりが正しかったのか確認をしなさいよ、という。
年齢も関係なく、私自身もやっていますし、そういうのは大事だよ、と。

渋谷:うちの場合、一般的にいう新入社員研修としてまずは製造に入ってもらいます。
製品を実際に組み立てる作業をやってもらって、構造とか作業の流れを理解してもらった上で他の部署へ、という。行き先が決まっている人に対しては、行った先の業務で重要になるポイントを重点的に教えるなど、ひとりひとりに合わせた研修ができるような形でやっています。

澤田:そう、製造職を経験して営業に来てもらうのが一番良いんですね。やっぱり、難しいので。
うちの流れとして、新入社員は最初に製造を経験してから他の課が引っ張って行くので(渋谷部長は)いつも怒ってるんですよ。(笑)

渋谷:悲しいんですよ?せっかく良い人材だなと、腕を上げてもらっても、もう行き先が決まっているんですよ。辛いですね…。(笑)
ただ、本人の熱意や、働き始めてから開花する適正などもあるので、そういった場合は柔軟に部署移動もできるようにしています。

伝えたいこと、感じてほしいこと

渋谷:「素晴らしい」という言葉はすごく使いますね。
なんか、好きです。自分も好きですし、言われた方も顔が明るくなるので。
褒めてあげることが、昔より多くなりましたね。
気を遣ってとかではなく…思わなかったら言わないので。(笑)
本当に素晴らしいことは素晴らしいと、素直に口に出していたらいい感じに持っていけてるなというのは感じますね。
言われた方も、素直に受け取ってくれる。
なかなか無いですもんね、人生において「素晴らしい」って。
自分がダメだっただけかもしれないですけど。(笑)

澤田:いや、僕も若かった頃に「素晴らしい」なんて言われたことなかった。(笑)

渋谷:昔は「叩いて伸ばす」時代でしたもんね。

澤田:僕は…営業の楽しさって、結局お客さんなんですよね。
お客さんのところに通って、仕事をもらって、なおかつ仕事を褒めてもらって。
そこでしかないと、僕は思ってるんですよ。
一般的に営業は数字ってところがありますけど、うちはノルマって無いんです。
全員で稼ぐっていう頭で、社長以下そういうふうにやっているので。
ノルマがない代わりに、自分一人で稼いでいるつもりで俺が俺がって言うのはだめだよって、みんなに伝えているんです。
確かに、今年は目標売上行きました!とかはありますけど、それは全員でやっているので(その喜びは)製造の方でも感じてほしいんだよね、俺は。

渋谷:え?

澤田:これだけ売り上げ行きましたよっていうのは、会社の全員で喜んでほしいところなんだよ!

渋谷:(黙ってうなずく)

澤田:…何の話だったっけ?(笑)

渋谷:うん、何の話してるんだっけ?(笑)

最後に

澤田:良い会社です!って言えないです。今のところは。
これから良くなります。これまでもずっと良くなってきているので。
明るい会社なので、割とやんわりと、それでいて一本しっかりとした芯はありますよ、という感じで営んできています。
一回入ってみてもらえればわかると思う。ぜひ、よろしくお願いします!

渋谷:僕も同じですね。ここにはみんなで作り上げていく楽しさが溢れている。
一人で悩んでっていうことはない、みんなが助けてくれる環境がある。
そういったところでも働きやすい、辛いこともあるけれどみんなで乗り越える。
そういった会社なので、僕はとても大好きです。